母乳について *:･ﾟ✧*:･ﾟ✧*:･ﾟ✧

母乳のいろいろご存じですか？

母乳育児が上手くいかない原因に「乳房の凝り」があるってご存じですか？
おなかに小さな命が宿った瞬間から、お母さんなら誰でも「母乳で育てたい」と思うものです。でも実際にはどうでしょう？泣いて訴える我が子と固い乳房を抱えて「どうしたらいいの？」と途方に暮れている間に母乳分泌にも自信が持てなくなり途中で諦めているのではないでしょうか？

乳房及び周辺組織はとてもデリケートです。日々、精神的、肉体的ストレスを受けています。緊張状態が続くと肩が凝ります。肩が凝ると肩や胸の筋肉の上にのっている乳房も一緒に凝ってしまい、血液循環が悪くなります。

母乳の材料である血液が乳房に集まらなくなったら、必然的に母乳分泌量も減ります。出てくる母乳は鮮度も落ちて、冷たかったり、しょっぱくなったりして、赤ちゃんが好まない母乳になります。
また、乳房が成長する時期に指先や肩を使う仕事やスポーツなどを続けた場合（肩凝りが自覚出来ない場合もありますが……）乳房も一緒に固くなり、赤ちゃんが飲みにくい状態になりがちです。

そんな時に乳房ケアを行うと、血液循環が良くなり母乳分泌を促進し、乳房全体と乳頭も柔らかくなり赤ちゃんが吸いやすくなります(^_^)
当助産院では『楽々乳房手技』を行なっております

断乳(卒乳)後は「アフターケア」をしましょう！！

母乳は水分と固形物に分かれます。断乳後に古い乳汁を放置しておくと、水分は再吸収される可能性もありますが、固形分は数年後に「しこり」として触れたり女性特有の上半身の循環障害の原因になったり、次の子の分泌障害を引き起こしたり、新生児初期嘔吐や黄疸が長引いたりする事もあるようです。断乳（卒乳）後は母乳を残さないようにきちんとマッサージする必要がありますので卒乳後のケアーについてもお気軽にご相談下さい。

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